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表6.12 シューピース断面二次モーメント

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(4)舵の支持構造
舵軸のベアリング金物には、リブを設けて肋板及び縦桁と強固に固着する。
ベアリング金物を固着する肋板及び桁板の厚さtは、次の算式によって計算する。
t=0.05L+4(mm)
高速艇の場合のtは舵圧を基準に決定したが、漁船の場合は簡単に船の大きさに対し決めている。高速艇の場合に比べ、一般に各部材に厚い板を使用しているので、比較的低速の船でも厚めの板を要求している。
表6.13に実例を示す。
ベアリング金物の位置が縦桁の位置に相当しないときは、その位置に断切板を設けて前後の肋板に固着する。
肋板、縦桁又は断切板は、ベアリング金物、船底外板又はラダートランク等と強固に固着する。

 

 

 

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